雑談とは・・・
「特にテーマを定めないで気楽に会話すること」
ところが最近は、
「気楽」どころか「苦しい」時間と感じる人も少なくないようです。
「雑談力」というタイトルの書籍や「雑談が上手くなる話し方サイト」など、
最近は「雑談」という言葉をあちこちで見聞きします。
「新入社員の7割が《雑談に自信がない》という回答・・・」
マジデスカ?ですのよ!
休憩時間の雑談が苦痛で、辞職する若者もいるほどです。
なぜ、このような現象が起こっているのでしょうか?
原因は様々でしょうね。「ゲームのせい」ばかりではないように思えます。
いわゆる「井戸端会議」なんていう言葉は「死語」ですね。
井戸もなけりゃ、顔を見合わせて話すことも無くなってきたわけですね。
うわさ話は、「メール」や「line」で・・・
相手の顔色見て話す・・つまり非言語の部分
相手の表情から気持ちを察する、という大事なところが
無くなりかけている・・・
この事実は、ゲームよりも重篤な問題だと
私は思うのです。
ということで・・・私が担当している
職業能力基礎講習でも、「雑談力」アップのために
雑談時間を毎回設けます。
仲の良いメンバーですが、わざと
「怒った感じで受け答え」「キレる」「すべて否定語で返す」など
実際の職場を想定して練習します。
なんだか・・・?でしょうけれど
そういう時代です。
だからこそ、10歳までに「雑談力」のベースを作りましょう!
つまりは・・・
大人のステキな雑談を、子どもたちに聞かせるのもよいと思います。
できれば、食事やお風呂の時間などに。
以前お伝えしました
「逆算の子育て」
就活の現場に、たくさんのヒントがあります。